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2012-07
ジ~ン、と心に響くホラー「おそろし」
- 2012-07-03 (火)
- 読書レビュー
17歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。ふさぎ込む日々を、叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せ、黙々と働くことでやり過ごしている。ある日、叔父の伊兵衛はおちかに、これから訪ねてくるという客の応対を任せると告げ、出かけてしまう。客と会ったおちかは、次第にその話に引き込まれていき、いつしか次々に訪れる客のふしぎ話は、おちかの心を溶かし始める。三島屋百物語、ここに開幕。
心にどっかり乗ってくる生臭さ、「ぼっけぇ、きょうてぇ」
- 2012-07-02 (月)
- 読書レビュー
日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞受賞作、待望の文庫化!岡山の遊郭で醜い女郎が客に自分の身の上を語り始める。間引き専業の産婆を母にもち、生まれた時から赤ん坊を殺す手伝いをしていた彼女の人生は、血と汚辱にまみれた地獄道だった…。
本気で怖かったホラー小説、「黒い家」
- 2012-07-01 (日)
- 読書レビュー
本気で怖かったホラー小説、「黒い家」。こんなの紹介していいんかな(汗)まぁ夏なんで、少し涼しく・・・・・・・
人はここまで悪になりきれるのか? 人間存在の深部を襲う戦慄の恐怖。巨大なモラルの崩壊に直面する日本。黒い家は来たるべき破局の予兆なのか。人間心理の恐ろしさを極限まで描いたノンストップ巨編。
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