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2009-05
ヨーロッパ放浪記6 フランス・パリ→リヨン編
5日間の滞在後、ついに 『花の都 パリ』 を離れる事にしました。
とにかく「公園がキレイ」という印象が強く、することのない日はよくベンチに座って日記を書いたり、いい風景があったら日記帳に絵を書いたり。
「あ。・・・今のオレってちょっとカッコ良いかも・・・・」
と意味のない自己満足に浸ってました。
あと、犬の糞だらけ。今は知りませんが、当時は犬が多くウ○コをさせても拾わない。今、写真を見て振り返れば・・・・よっぽどテンションが上がっていたのか、初期の写真には何故か色んな「ウ○コ」がパシャパシャと写っています。ある日の散歩の途中、パリのはずれに寂れた釣具屋を発見し、閉店時が多かったのですが3回も通って当時、一番仲の良かった友達に「ルアー」のお土産をそこで購入したのもいい思い出です。
雨が多く(最後の日なんかカミナリでした)、人が親切。おいしいケーキ屋さんを見つけてはしょっちゅう通い、ホテルでバカ食いしていました。
動物園にも行きました。
自分は生き物が好きで行った国々の 「”動物園” と ”水族館” は絶対、観てまわる!」と心に決めていましたのでいつもホテルの人を捕まえては迷惑を省みず、長時間拘束し、一番近い動物園&水族館の地図まで書いて貰う。寝る時間が異様に早く(だいたい21時には布団の中)、早起きして朝食をバックにつめ昼ごはんの代わりにして外に出かける。ある朝なんか、手にマグカップのコーヒーを飲みながら、サングラスにパンツスーツを綺麗に着こなした女性の方が足早に出勤する姿をみると、
「あぁ!・・・パリ、かっこいいよ・・・・パリ!!」
ヨーロッパ放浪記5 フランス・パリ編 ②
朝っぱらからユースホステルでフランスパン、クロワッサン、コカ・コーラ、ゆで卵を食い放題ーーーーーー!!!これがユースホステルの魅力の一つです、はい。(もちろん、食べきれない分は思いっきりバックに詰めてやりましたよっ!)
今ではお気に入りの乗り物、『メトロ』でアンブァリッドに直行、まずはいつものコースで余計な荷物を置くためにホテルの予約。
『アンブァリッド』・・・・。
中世の 『ナイト』 が存在していた時代の鎧や兜。おびただしい軍事兵器とそこから学べるフランスの歴史。そして・・・何より楽しみにしていた 『ナポレオンの墓』!!いや~写真と日記見るだけでも懐かしです!!とにかく何もする事がない自分は一時間以上もそこにへばりついておりました~
歴史好きの自分には垂涎ものです・・・
ヨーロッパ放浪記4 フランス・パリ編 ①
気持ちよく夢から醒めた朝・・・・
「あ~よく、寝た寝た」と外を眺めればなんと外はドシャぶり!!
(あ~なんて運の悪い男なんだ・・・)
と嘆きつつ、チェックアウトまで小降りになるのを待つ。
しょうがない・・・いつもの、「アイ・ウォント・ツー・アンブレラ・・・」で行くか・・・と腹を決め1階の受付に行くと・・・人がいない・・・・・その安すぎるホテルは「前払い」に「共同シャワー・トイレ」、そして「朝食なし」なもんで、朝は人が出勤してなかったのです。
小雨になるのを見計らい、思い切って外へ。
ヨーロッパ放浪記3 フランス・空港 編
『アイ・ウォント・トゥ・ゴートゥ・パリ・・・』
この言葉、もう何度口にしたか分かりません・・・・・空港近くは暗闇に包まれ、また明かりがある所がかえって怖くて動けませんでした。
(そうだ・・・バスに乗らないと・・・パリに行こう・・・・・)
あまりの緊張に「後ろから襲われないか」と何度も振り返りつつ、重い荷物を担ぎ(手提げバックに何を持っていけばいいのかも分からず詰め込んだ荷物はなんと、「20kg」の重さでした・・・)バス停までトコトコと歩きだし、しばらくすると背後からいきなり話かけられた管理人。
「すみませ~ん・・・・君さ・・・日本人?!」
なんと!!その言葉は20時間ぶりに聴いた日本語!
ヨーロッパ放浪記2 出国→フランス到着編
自分の姉は当時から一人で好き勝手にいろんな外国に旅行するのが好きで(その影響も多々、ありました)母親は異常に過保護だったため、ヨーロッパに行くことは姉だけに伝え親には 『東北旅行に行ってくる』 と嘘をつくことにしました。
(当時の大方の気温が東北とヨーロッパで同じでしたから(苦笑))
※無事に出国して、「実は今、遠い海の向こうです。」と手紙を渡す段取りです
前日までその恐怖をまぎらわすかの様に友達とカラオケで歌いまくり、みんな寝不足でボロボロの状態で空港まで見送りに来てくれた・・・・・うううっ・・・いい友達を持って幸せだぁ・・・・。
「○○~もう眠たいけん、帰るよ~・・・・」
「えーーーっ!ちょっと、飛行機が出るまでおってよ!!」
「いや、、、、もうさ、お互い限界なんやし。はよ行けよ・・・」
「ちょっと!みんな!もうこれがオレとの最後かも知れんとよ?!」
「うん。達者で暮らせよ・・・元気でな。・・・じゃ、帰るわ・・・」
・・・・・色んな意味で涙の別れでした・・・・・・・。
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